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朝が一番辛い腰痛!朝腰痛について徹底解説!

「朝起きると、腰が痛くて動けない」「寝ている間は問題なかったのに、起き上がると腰が痛い」こんな経験をしたことがありませんか?

特に腰痛が朝一番辛いと感じる方は、その痛みが日常生活に支障をきたし、一日のスタートがつらくなることがあります。

腰痛は今や国民病とされており、全人口の3割以上が腰痛に悩まされているというデータが出ています。

腰痛に悩む人のうち約36%が、朝起きたときにもっとも痛みを感じており、日本整形外科学会の調べによると、約25%の人が体の動かし始めに腰痛を感じると回答したデータもあります。

朝の腰痛はただの疲れや一時的な痛みではなく、睡眠中の姿勢や筋肉の状態、さらには自律神経のバランスなど、さまざまな要因が影響しています。

このコラムでは、朝に腰痛を感じやすい原因と、その背後にある医学的なメカニズムについて詳しく解説します。

「朝、腰痛がひどくて起き上がれない」「腰痛 朝 痛いと感じる原因が知りたい」と悩んでいるあなたのために、腰痛改善への第一歩を踏み出せる情報をお届けします。

ぜひ最後までご覧いただき、朝腰痛の知識を深めていってください。

目次

睡眠中の脳の役割と朝腰痛の関係

腰が痛いのに睡眠と脳?と思うかもしれませんが、ここが理解できなければ朝起きた時の腰痛は残念ながら改善することはないでしょう。

そもそも地球上に存在する生き物の中で人間だけが唯一睡眠時間を削る生き物だと言われています。

それほどまでに睡眠は重要なファクターであるにも関わらず、睡眠中に体で何が起きているのか?また睡眠と脳の関係をしっかりと理解できている人が少ないのが現状です。

これらの情報を知らないということと、腰痛全体で見た時にも、およそ4割の方が朝起きた時に腰が痛いという悩みを抱えてしまっているのだと考えています。

つまり、朝起きた時の腰痛を改善するためには睡眠について理解することが非常に重要であるということが言えます。

まず初めにこのコラムでは睡眠中に体で何が起きているのか?またそれらが腰痛とどう関わってくるのかを解説してきます。

ノンレム睡眠と回復

ノンレム睡眠(深い睡眠)は、体の回復、再生、修復のために極めて重要な段階です。

この間、脳と身体は休息するだけでなく、複雑な修復メカニズムを起動させます。

特に、腰痛を抱える人にとっては、この過程が不完全であると朝に痛みを感じやすくなります。

ノンレム睡眠の最中に起こる修復メカニズムは以下の二つが挙げられます。

筋肉の修復と再生

ノンレム睡眠中に分泌される成長ホルモン(ヒト成長ホルモン、hGH)は、筋肉や骨、関節の修復をサポートする重要なホルモンです。

成長ホルモンは、筋繊維の修復を促進し、細胞の再生を助け、痛みを引き起こす原因となる微細な筋肉の損傷を修復します。

しかし、睡眠の質が低いと、ノンレム睡眠が不足し、成長ホルモンの分泌が減少します。

その結果、筋肉の回復が不十分になり、腰部の筋肉や関節が疲労したままとなり、朝起きた時の腰痛を引き起こすことがあります。

わかりやすく言えば、前日の疲労をそのまま次の日に持ち越しているということです。疲労借金というイメージがいいと思います。

筋肉の酸化ストレスと回復不全

睡眠中、成長ホルモンが分泌されると同時に、身体内のフリーラジカル酸化ストレスが軽減され、筋肉の修復が進みます。

睡眠不足や質の低い睡眠では、この酸化ストレスを抑制するメカニズムが十分に働かず、筋肉や結合組織が酸化的ダメージを受けることがあります。

その結果、回復が遅れ、慢性的な痛みやこわばりが引き起こされやすくなります。

もちろん朝起きた時の腰痛を引き起こすことは容易に想像できます。

体の中のフリーラジカルとは?

フリーラジカルは、私たちの体の中で自然に発生する「不安定な分子」です。もっと噛み砕けば体の中で出る「ごみ」だと思ってください。

通常の分子は安定しているのに対して、フリーラジカルは何かと結びつこうとする性質があります。

これが体の中で化学反応を引き起こし、体にダメージを与えることがあります。

フリーラジカルは、外部からの影響(例えば、紫外線、環境汚染、ストレスなど)や、体が食べ物を消化したり呼吸したりする過程で自然に作られます。

その中で特に問題なのは、フリーラジカルが体内の細胞や組織にダメージを与えることです。

このダメージが積み重なると「酸化ストレス」と呼ばれる状態を引き起こします。

酸化ストレスは、細胞や組織が正常に機能しなくなる原因となります。

フリーラジカルが体に与える影響

  • 細胞膜への影響
    フリーラジカルは、細胞の膜を構成する脂質(脂肪の一種)を傷つけることがあります。これにより細胞がうまく機能しなくなり、体の中で正常な働きができなくなります。
  • DNAへの影響
    フリーラジカルは、私たちの体の遺伝情報が書かれているDNAを傷つけることがあります。DNAが損傷すると、細胞の正常な働きが乱れ、最終的にがんなどの病気のリスクが高まることがあります。
  • タンパク質への影響
    フリーラジカルは、筋肉や骨を作るタンパク質を傷つけることもあります。これにより、筋肉がうまく修復されなかったり、筋肉の働きが低下したりします。特に筋肉や関節に痛みを感じやすくなる原因となります。

酸化ストレスが軽減されると筋肉の修復が進むのはなぜ?

酸化ストレスが筋肉の修復に与える影響は大きいです。

酸化ストレスとは、フリーラジカルが過剰になることによって細胞が損傷し、体内の抗酸化システム(例えばビタミンCなど)がそのバランスを過剰に取ろうとする状態になります。

過剰な酸化ストレスが続くと、細胞がダメージを受け、修復が遅れるだけでなく、正常な生理機能にも支障をきたします。

成長ホルモンと酸化ストレスの関係

  • 成長ホルモンの役割:成長ホルモンは筋肉や組織の修復、再生を促進するホルモンで、睡眠中に分泌されます。成長ホルモンは、筋肉細胞の増殖を助けるだけでなく、フリーラジカルの中和を助ける酵素の生成を促進します。これにより、酸化ストレスが軽減され、筋肉の修復が効率よく進むことになります。
  • 酸化ストレスの軽減:成長ホルモンは、フリーラジカルを除去する抗酸化酵素の生成を促し、これが酸化ストレスを軽減します。酸化ストレスが低減すると、筋肉や組織が酸化的なダメージを受けにくくなり、筋肉の回復や修復が正常に進行します。

筋肉や結合組織が酸化的ダメージを受けるとは?

少し難しい話が続いたので簡単にまとめます。

我々が生きていく上で体の中に自然と発生するごみが正常な細胞とくっついてしまうことで体には酸化ストレス(酸化ダメージ)を受けます。

ということをこれまでお伝えしてきました。

そしてここから筋肉や結合組織(靭帯や関節包など)が酸化ダメージを受ける状態を解説してきます。

筋肉や結合組織(靭帯、腱、軟骨など)が酸化的ダメージを受けると起こること

  • 炎症反応の悪化: 酸化ストレスは、筋肉や結合組織に炎症を引き起こすサイトカイン(炎症促進因子)の分泌を促進します。この炎症反応は、筋肉や関節の痛みを増幅させ、慢性的な痛みの原因となります。特に腰痛を持つ人にとっては、この炎症が回復をさらに遅延させ、痛みを悪化させることがあります。
  • 筋肉細胞の損傷: フリーラジカルは筋肉細胞の膜を酸化し、細胞の機能を低下させます。筋肉細胞の膜が破損すると、細胞内の成分が漏れ出し、筋肉の修復や再生が遅れます。これが長期間続くと、筋肉の疲労感が増し、痛みを引き起こす原因となります。
  • 筋肉の収縮機能の低下: 筋肉の酸化ストレスが高まると、筋肉の収縮を調整するタンパク質(アクチンやミオシン)の機能が損なわれることがあります。これにより、筋肉の動きが不十分になり、筋肉の張りやこわばりが生じやすくなります。
  • 筋肉と結合組織のコラーゲン損傷: コラーゲンは筋肉と結合組織(特に腱や靭帯)の重要な構成要素であり、これが損傷すると、組織の弾力性が低下します。酸化ストレスによりコラーゲンの結びつきが弱くなり、筋肉や関節の柔軟性が低下します。その結果、筋肉や関節にかかる負担が大きくなり、慢性的な痛みやこわばりが引き起こされます。

痛みの管理能力の低下

睡眠不足は脳内で痛みを管理する神経伝達物質(特にセロトニンやエンドルフィン)の分泌を減少させ、痛みを強く感じる原因となります。

セロトニンとエンドルフィンの役割

セロトニンとエンドルフィンは、脳内で痛みを緩和する重要な神経伝達物質です。

セロトニンは痛みの感受性を低下させ、エンドルフィンは自然な鎮痛作用を発揮します。

質の悪い睡眠や睡眠不足が続くと、これらの神経伝達物質の分泌が減少します。

セロトニンの低下は、痛みの感受性を高め、エンドルフィンの減少は、痛みを和らげる能力を弱めます。

これにより、腰痛がより顕著に感じられやすくなり、朝起きた時に一番辛い腰痛を引き起こす原因となります。

脳内の痛み経路の活性化

睡眠不足によって、脳内の痛みを感じる経路(例えば、脳幹や視床など)が過剰に活性化することが分かっています。

このことが、痛みの感覚を強める原因となり、特に朝、腰痛がひどく感じられる状況を作り出します。

睡眠中の脳の役割と朝腰痛の関係まとめ

本来であれば睡眠中に処理されるはずのフリーラジカル(ごみ)が睡眠の質の低下や、睡眠時間が短くなってしまうことで、体の中に溜まったままになってしまうことが一番の問題です。

ゴミが多い状態であれば体の中は酸化ダメージを受けてしまい、筋肉や関節が休まり回復するどころか、どんどん傷ついていってしまいます。

前日の疲労を完全に回復できないまま、翌日を迎えてまた活動する。そしてまた睡眠が取れないまま翌日を迎える。

という生活習慣を繰り返すことで、朝起きた時の腰痛が一番辛いという状況になってしまいます。

朝起きた時が一番辛い腰痛を改善するための第一歩としては、睡眠時間の確保は大前提ということになります。

体内の炎症反応と朝腰痛

睡眠が不足したり質が低下すると、体内での炎症反応が悪化します。

この炎症は筋肉や関節を痛めてしまうことになります。もちろん腰痛を悪化させる原因にもなっていくのです。

炎症反応のメカニズムとサイトカインの関与

  • サイトカインの増加
    睡眠不足や質の悪い睡眠は、体内で炎症を引き起こす物質である「サイトカイン」の分泌を増加させます。特に、インターロイキン-6(IL-6)や腫瘍壊死因子α(TNF-α)などの炎症性サイトカインは、炎症を引き起こし、痛みを強化します。これらのサイトカインは、筋肉や関節、特に腰部の組織に影響を与え、慢性的な炎症状態を作り出します。この炎症反応が続くと、痛みの感覚が増強され、朝の腰痛が長引くことになります。
  • 慢性炎症と筋肉・関節の機能不全
    慢性の炎症状態は、筋肉や関節に対して長期的なダメージを与え、筋力低下や関節可動域の制限を引き起こすことがあります。睡眠不足によって炎症が悪化すると、腰部の筋肉にもダメージを与えることになり、痛みが慢性化する可能性が高まります。そのため、朝起きたときに一番辛い腰痛を引き起こす原因となります。

サイトカインとは?

サイトカインは、体内で免疫反応を調整する「メッセンジャー」や「指示を出す役割」を担う物質です。

これを「司令官」のように例えることができます。

免疫系は、体に入ってきたウイルスや細菌を撃退するために働いていますが、サイトカインはその過程をサポートし、体内で起こる反応をコントロールしています。

サイトカインの「発令」

体が傷ついたり、細菌やウイルスなどの攻撃を受けたりすると、体内の免疫細胞はまず「サイトカイン」を分泌します。

これを、免疫系の司令官が「戦いを始めろ!」と命令を出す場面に例えることができます。

サイトカインは、体の中で炎症を引き起こし、免疫反応を加速させる働きを持っています。

炎症の開始

サイトカインが分泌されると、その指示を受けて血管が広がり、免疫細胞が集まってきます。

血管が広がることで、体内にある痛みの物質(例えば、プロスタグランジン)が増加し、炎症反応が始まります。

これが、炎症という「火事の発火点」です。この段階で、痛みや腫れが感じられます。

痛みを強化するサイトカインの働き

特に、インターロイキン-6(IL-6)腫瘍壊死因子α(TNF-α)という炎症性サイトカインは、炎症反応を強化します。

これを、火事の中で「炎をさらに大きくするガソリン」に例えることができます。これらのサイトカインは炎症を強化し、痛みを増大させる原因となります。

炎症が続くと慢性化

サイトカインが増加し続けると、炎症が長引き、体の一部が過剰に刺激されることで慢性炎症に繋がります。

慢性炎症は、筋肉や関節、特に腰部の組織にダメージを与え、痛みを慢性化させる原因となります。

睡眠に問題があることで、サイトカインが増加し続けてしまい、寝ても回復できない状態になります。

結果的に朝起きた時に一番辛い腰痛を引き起こしてしまうのです。

サイトカインの重要性

サイトカインは体を守るために必要不可欠な物質ですが、過剰に分泌されると逆に痛みや炎症を強化してしまいます。

これが続くと、腰痛や関節痛などの慢性的な痛みを引き起こす原因になります。

質の良い睡眠やストレス管理をすることで、サイトカインの過剰分泌を抑え、炎症をコントロールすることが重要です。

免疫系の機能低下

睡眠不足は免疫系の働きを弱め、炎症を引き起こす細胞(マクロファージやT細胞など)の活性化を促進します。

これらの免疫細胞が異常に活性化されると、腰部の筋肉や関節に炎症を引き起こし、痛みを強く感じることになります。

睡眠中に免疫系が正常に機能しないと、炎症が制御されず、腰痛の感覚が増強されます。

実は前項で解説した炎症性サイトカインを活性させるのは、マクロファージなのです。

つまり、睡眠不足になることで、炎症を引き起こすためにマクロファージが活性し、炎症性サイトカインが過剰に分泌しさらにサイトカイン自体も活性してしまうという最悪の状態になるのです。

朝起きた時に辛い腰痛の原因はそもそも睡眠が取れてないという点が原因と言っても過言ではありませんね。

体内の炎症反応と朝腰痛のまとめ

朝起きた時に一番辛い腰痛は、睡眠中の体内の炎症反応と密接に関連しています。

質の悪い睡眠や睡眠不足が続くと、脳内での成長ホルモンの分泌が減少し、筋肉や関節の修復が不完全になります。

その結果、筋肉の疲労やこわばりが残り、朝に腰痛を感じやすくなります。また、睡眠不足によって脳内の痛みを管理する神経伝達物質(セロトニンやエンドルフィン)の分泌が減少し、痛みの感覚が強くなることが分かっています。

さらに、睡眠不足は体内で炎症を引き起こすサイトカインの分泌を増加させ、慢性的な炎症が筋肉や関節にダメージを与え、腰痛を悪化させる要因となります。

質の良い睡眠を確保することが、腰痛の予防や改善に繋がることしっかりと理解しておきましょう。

自律神経のバランスと朝腰痛

睡眠中、自律神経は身体の調整に重要な役割を果たしており、身体のリズムや筋肉の緊張を管理しています。

特に、深い睡眠(ノンレム睡眠)の段階では、副交感神経が優位になり、筋肉のリラックスと回復を促進します。

しかし、睡眠不足や質の低い睡眠が続くと、この自律神経のバランスが崩れ、筋肉が十分にリラックスできず、回復過程が不完全になり、腰部の筋肉に緊張が残ることが多くなります。

交感神経の過剰な活動と筋肉の緊張  

交感神経は、身体が「戦うか逃げるか」の状態に対応するため、ストレスに反応して活発に働きます。

この交感神経の過剰な活動は、血流を筋肉に集中させ、筋肉を緊張させる作用があります。

睡眠不足やストレスが溜まると、交感神経が過剰に活動し、筋肉はリラックス状態にはならず血液の循環も悪くなります。

この状態が続くことで、腰部を含む全身の筋肉が緊張したままになり、睡眠中にも筋肉がリラックスせず、朝起きたときに腰部の痛みが強く感じられることがあります。

副交感神経の働きが弱まると回復が不完全になる

睡眠中に副交感神経が優位になることで、体はリラックスし、「修復モード」に切り替わります。

副交感神経は、筋肉や関節の修復を促進し、身体の回復を行います。

この過程で、血流が増加し、筋肉に酸素と栄養が供給され、不要な老廃物(フリーラジカルなど)が排出されます。

しかし、睡眠が浅い場合、副交感神経が十分に働かず、この回復過程が不完全になります。

その結果、筋肉が完全にリラックスできず、腰部の筋肉がこわばった状態で朝を迎えることになり、腰痛を強く感じることがあります。

自律神経のバランスと朝腰痛のまとめ

自律神経のバランスが崩れることは、腰痛に直接的な影響を与えます。

交感神経が過剰に活発になると、筋肉が緊張し、回復が妨げられ、痛みが持続します。

一方で、副交感神経の働きが弱まると、睡眠中に筋肉や関節が適切に修復されず、朝に腰痛を感じやすくなります。

質の良い睡眠を確保し、自律神経のバランスを整えることが、腰痛の予防や改善に重要であることをしっかりと理解しておくことが重要です。

睡眠の質を向上させ、交感神経の過剰な活動を抑え、副交感神経がしっかりと機能するようにすることが、腰痛の軽減に繋がります。

睡眠姿勢と腰痛の悪化

睡眠中の姿勢は、腰にかかる負担に直接的な影響を与えます。

睡眠の質が悪化し、睡眠不足が続くと、無意識のうちに不適切な姿勢で寝てしまうことが多くなります。

これらの不適切な姿勢が長時間続くと、腰部に不自然な圧力がかかり、筋肉や関節に過度の負担がかかるため、腰痛が悪化することがあります。

このような睡眠姿勢の影響は、特に腰痛を持つ人にとって、痛みを悪化させる大きな要因となります。

不適切なマットレスや枕が引き起こす腰痛  

睡眠中の姿勢は寝具に大きく依存します。硬すぎる、柔らかすぎる、あるいは腰部の適切なサポートを提供しないマットレスや枕は、腰部への圧力を増加させ、筋肉や関節の負担を強めます。

特に、腰部が過度に圧迫されると、脊柱起立筋群や周囲の関節に負担がかかり、筋肉の硬直を引き起こす原因となります。

睡眠の質が悪いと、これらの不具合がさらに顕著になり、腰痛が悪化することがあります。

寝具と腰部のサポート

マットレスや枕のサポートが適切でないと、腰部の生理的カーブを保持することができません。

腰椎は自然な弯曲を持つべきですが、不適切な寝具がそれをサポートできないと、腰部が不安定な状態で寝続けることになり、慢性的な腰痛が引き起こされます。

寝具の不適合が繰り返し続くことで、筋肉や関節のこわばりが改善されず、朝起きたときに痛みを強く感じることがあります。

無意識のうちに不良姿勢になること 

睡眠中に無意識に横向きやうつ伏せで寝ることが増えると、腰部に不自然な圧力がかかります。

横向きで寝ると、腰の筋肉や椎間板に歪みを生じやすく、うつ伏せで寝ると腰椎に過度の圧力がかかります。

このような不自然な姿勢が続くことで、筋肉が適切にリラックスすることができず、筋肉の回復が不完全なままで朝を迎えることになります。

不適切な寝姿勢は、筋肉の血流を妨げることもあります。

血流が滞ると、筋肉や結合組織の修復が遅れ、酸素や栄養が十分に供給されません。

そのため、腰部の筋肉が十分に回復せず、朝起きた時に痛みが強くなることがあります。

特に、寝ている間の姿勢によって血流が制限されることは、筋肉の回復にとって大きな障害となります。

これらのことを複合的に考えると、朝起きた時に一番辛い腰痛を引き起こしてしまうことが想像できると思います。

筋肉の緊張と腰痛の悪化

睡眠不足や質の悪い睡眠が続くと、無意識に体を支えるために筋肉が緊張し続けます。

これにより、寝ている間に筋肉がリラックスできず、回復が不完全なまま朝を迎えます。

この回復不全が原因となり、朝起きた際に腰部の筋肉や関節に痛みを強く感じることがあります。

特に、腰部の筋肉が硬直しやすい体勢で寝続けると、慢性的な腰痛を悪化させる原因になります。

睡眠姿勢と腰痛の悪化のまとめ

睡眠姿勢の悪化と腰痛の悪化は密接に関連しており、睡眠中の不適切な姿勢や不十分な寝具が腰部に不自然な圧力をかけ、筋肉や関節の負担を増加させます。

このような姿勢が長時間続くことで、筋肉の緊張が解消されず、腰部の回復が不完全なまま朝を迎えるため、腰痛がひどく感じられます。

質の高い睡眠を確保するためには、適切な寝具と睡眠姿勢を維持することが不可欠です。

特に、腰部をサポートする適切なマットレスや枕を選び、無意識に不良姿勢にならないよう意識することが、腰痛の予防と改善に繋がります。

しかし問題は睡眠中の姿勢や寝具が体に及ぼす影響は何が最善か?という「明確な答えは出ていない」という点です。

より詳細に寝具が体に及ぼす影響を知りたい方はこちらのコラムをご覧ください。
「腰痛持ちに最適なマットレスの硬さとは?」はこちら→

寝返りが及ぼす腰痛への影響

腰痛を患っている場合、寝返り動作においてさまざまな問題が生じることがあります。

腰痛が影響を与える部分を寝返り動作の3相と動作分析ポイントに落とし込んで解説します。

腰痛によって、どの段階でどのような問題が起きるか、またそれが寝返りにどのように関係するのかを理解することが重要です。

これまで睡眠不足や睡眠の質によるって起こる体への影響から、朝起きた時に一番辛い腰痛の原因とその対策について解説してきました。

しかし、そもそも日常生活のさまざまな影響から「寝返り」が正常にできているのか?体の使い方から「寝返り」がうまくうてないが故に腰痛を引き起こしてしまっている可能性もあります。

最後の章ではその寝返りについて解説してきます。

寝返り動作の3相とは

寝返りを打つとき、体は無意識のうちにいくつかの段階を踏んで回転します。

これを「寝返り動作の3相」と呼びます。寝返りの3つの段階には、それぞれ筋肉や関節が働いて体を移動させる重要な役割がありますが、朝起きた時に辛い腰痛を持っている人にとっては、そもそもこの動作ができていない可能性があります。

寝返りの動作中に、腰の筋肉や関節が適切に働かない場合、腰に無理な力がかかり、痛みが増すことがあります。

繰り返しになりますが、寝返りが正常に打てないのは睡眠中だけの問題でなく、寝返りが正常に打てない体とは、日中の生活動作の中でもうまく体が動いていない可能性が非常に高いです。

腰痛を持っている人は、寝返りを打つ際に体が回転するための筋力が不足していたり、筋肉が硬直していたりすることがあり、そのため痛みを感じやすくなるのです。

実際に寝返り3相について解説してきます。

第1相:体幹の回旋と骨盤の引き寄せ

この段階では、寝返りを打つために体幹を回旋させ、骨盤を引き寄せる動きが必要です。腰痛を患っている場合、次のような問題が発生します:

腰椎や骨盤の硬直  

腰痛によって、腰椎や骨盤周囲の筋肉が硬直することがあります。

これにより、体幹の回旋が制限され、寝返り動作がスムーズに行えません。特に、上半身と下半身を捻るような動きを行うことで腰痛が増すことがあり、寝返りがしにくくなります。

筋肉の不均等な働き

腰痛があると、体幹(特に腹筋や背筋)の筋力バランスが崩れ、回旋の動作を補助する筋肉が十分に働かないことがあります。

筋力バランスが崩れるというのは単に筋肉が少ないという話ではなく、相反抑制という神経反射のシステムが正常でなくなるということが考えられます。

相反抑制とは、拮抗筋(関節を動かす際に反対の作用を持つ筋肉)が互いの動きを行う際に力を入れたり抜いたりする作用のことを言います。

例えば肘を曲げる際に、力こぶの筋肉に力が入るから肘が曲がるわけですが、その際二の腕側の筋肉は力が抜けています。

これは意識的に行っているわけではなく、相反抑制という神経の反射を使って行っています。

腹筋と背筋も互いに相反する作用を持つ筋肉ですが、腰を正常に動かすためには互いに協調し合いながら腰部を動かします。

つまり、腹筋群と背筋群の相反抑制がうまく働かなくなることで体幹がうまく回旋せず、寝返りを打つための動きに異常が現れます。

第2相:上肢と下肢の補助

体幹の回旋が進んだ後、上肢と下肢が補助的に働き、寝返りを完成させます。

腰痛が影響する部分

  • 股関節の屈曲の制限
    腰痛があると、股関節を十分に屈曲(膝を抱える動作)させることが難しくなります。股関節の柔軟性が不足していると、寝返りを打つための動作が制限され、骨盤の回旋や下肢の動きが不完全になり、寝返りがスムーズに進まなくなります。
  • 臀部筋群の機能低下  
    腰痛が臀部に広がると、臀部筋群(特に大臀筋や中臀筋)の機能が低下し、股関節を安定させる役割が果たせなくなります。これにより、体が回転しにくく、寝返りを打つ際に体勢を支える力が不足し、腰や肩に余分な負担がかかります。

第3相:完全な体勢変更と安定化

寝返り後、体勢が新しい状態に安定する段階です。

腰痛が関係する問題

  • 体幹の安定性の欠如
    腰痛によって体幹の筋肉(特に腹筋や背筋)の働きが不十分になると、新しい体勢を維持するのが難しくなります。これにより、寝返り後の姿勢が不安定になり、腰に負担がかかり続けることになります。
  • 持続的な圧力の影響
    腰痛を患っている場合、寝返り後に腰にかかる圧力を適切に分散できないことがあり、痛みを引き起こす可能性があります。特に、寝返りを繰り返すことで、腰の部位に集中する圧力が高まり、痛みが増します。

寝返り動作分析のポイントにおける腰痛の影響

たかが寝返りですが、実は体の中では非常に複雑な動きが起きています。

実際に横須賀えびの治療院へ来院される方で腰痛を患っている方は正常な寝返りが打てていません。

次はこの寝返りをさらに細かく分析した際に、体の動きや腰痛との関係を解説してきます。

身体を垂直方向に動かすための動作

体幹の回旋制限  

腰痛により、体幹の回旋が制限されることでが寝返り動作がうまくできません。

回旋が十分に行えないため、寝返り動作が遅くなったり、痛みを感じながら回転を試みることになります。

特に、上半身と下半身を捻る際に痛みが増すため、動作に大きな影響を与えます。

筋肉の協調不足

腰痛が原因で体幹と下肢の筋肉が協調しなくなることがあります。

回旋するために必要な筋肉群(腹筋、背筋、大腿筋など)が適切に働かず、寝返り動作が非効率的になります。

この協調不足が原因で、体がスムーズに動かず、痛みが生じることがあります。

支持基底面内の体幹、殿部、足部、上肢などの安定条件と水平移動

体幹の不安定性

  腰痛により体幹の安定性が欠如すると、寝返り動作の進行が困難になります。

特に、寝返りを打つ際に、体幹が不安定だと、殿部や足部、上肢で十分な安定性を保つことができず、動作中に体がぶれることになります。

これにより、体勢が不安定になり、痛みが増すことがあります。

つまり、寝返りが正常にできていない人は日中立っている段階でも体が不安定になっている可能性があります。

足部や上肢の負担 

体幹が不安定な場合、足部や上肢が過度に働きすぎることがあります。

特に、足部で床を押す力が必要な場面で、腰痛があると足部にかかる力が増し、足に過度な負担がかかることがあるため、足部から臀部、臀部から股関節、股関節から腰部へと負荷が伝達し、腰痛を悪化させつ可能性があります。

環境適応能力(支持基底面、視覚情報、前庭系などの融合)

前庭系の働きが低下

腰痛があると、前庭系(内耳)からのバランス信号に対する感受性が低下することがあります。

これにより、寝返り動作中に体のバランスを取ることが難しくなり、目の前に視覚的な参考物がないときに体の安定性が不足しやすくなります。

わかりやすい検査として、目を瞑って片足立ちができるかテストしてみてください。30秒間キープできれば問題はないです。

触覚情報の不均衡 

腰痛によって、触覚を通じて得られる情報(床との接触感)が乱れることがあります。

特に痛みがある部分に接触することが不快感を引き起こし、寝返り動作を行う際に支障をきたすことがあります。

専門用語では「身体所有感」などということがありますが、腰痛がある方は、実際にはえぐれていないのに「腰がえぐれている感じがする」とか「腰が自分の感覚ではない」とか、何か動作を指示しても「どこに力を入れていいかわからない」などの感覚を訴える人がいます。

このような状態では、寝返りをする際に腰の接地感覚も正常ではないため寝返り動作ができなくなっている事があります。

下肢での床押し力と骨盤回旋速度・角度の関係

股関節の屈曲制限

腰痛によって股関節の可動域が制限されると、下肢で十分に床を押す力が発揮できません。

股関節の動きが制限されると、骨盤の回旋速度や角度も低下し、寝返りの動作が遅くなったり、不完全になったりします。

骨盤回旋の不十分さ

腰痛によって骨盤の回旋がうまくいかない場合、寝返り動作がスムーズに進まなくなり、腰に負担がかかり続けることになります。

特に、骨盤の回旋が鈍くなることで、寝返り後の姿勢が不安定になり、痛みが強くなることがあります。

体幹機能やバランス機能、身体特性などの影響

体幹の弱さ

腰痛が体幹の筋力を低下させるため、寝返り動作中に安定した姿勢を維持することが難しくなります。

これにより、寝返りの進行が遅くなるか、体幹が不安定で痛みが増す原因となります。

体幹の弱さとは具体的にいうと腹筋群や背筋群の弱さを挙げられますが、この二つが弱くなる要因は前述した通り相反抑制という神経機能の異常の可能性が非常に高いです。

そのため、体幹が弱いから体幹トレーニングをしましょうというのは大きな間違いになります。

体幹を強くするためのトレーニングの一例としては、バンランス感覚をよくするトレーニングなどが挙げられます。

バランス機能の低下

腰痛があると、バランス感覚が低下し、寝返り動作中に体が不安定になります。

特に、寝返りを打った後の姿勢の維持が難しくなり、腰への負担が大きくなることがあります。

バランス機能はどの動作にも影響を及ぼします。例えば何度か出てきている相反抑制に関しても、バランス機能の低下によって引き起こされる可能性があります。

自分の立ち位置が把握できているのか?そもそも真っ直ぐ立てているのか?バランスが悪い時は体は余計に緊張します。

緊張すれば筋肉は自然と硬くなります。血行も悪くなり、腰痛を引き越す原因になっていくのです。

寝返りが及ぼす腰痛への影響まとめ

腰痛を患っていると、寝返り動作の各段階で多くの問題が発生します。逆に腰痛がある場合は寝返りが正常にできなくなるということでもあります。

体幹の回旋が制限され、股関節や骨盤の動きが不十分になることで、寝返りがしにくく、痛みが増す可能性があります。

また、寝返りを細かく分析し動作のポイントを抑えてみることで、筋肉の協調不足やバランス機能の低下も影響し、寝返りを打つ際に追加的な負担がかかる場所も見つけることがあります。

腰痛を改善するためには、体幹の安定性を高め、股関節や骨盤の柔軟性を改善し、バランス機能を強化することが重要です。

朝起きて一番辛い腰痛を引き起こしてしまう場合、就寝中に寝返りの回数が少なく、同じ体勢で数時間固まってしまった結果ということも考えられます。

その同じ体勢を続けてしまう原因が、普段の体の使い方から「寝返りができない体」になってしまっていることが考えられます。

就寝中の状況改善をすることも大切ですが、それ以前に正しく寝られる体を普段から意識することのほうが大切だと私は考えています。

朝が一番辛い腰痛!朝腰痛についてのまとめ

いかがでしたでしょうか?

朝起きた時に一番辛い朝腰痛の原因がしっかりとわかりましたか?

対策は簡単です。

まずはしっかり寝ましょう。睡眠時間を確保することが最優先です。

最低でも7時間は寝なければ体内の疲労物質(フリーラジカル)は捨てる事ができないと言われています。

また寝具や寝方を気にするまえに、普段の生活から体の動きが正常に働くように体づくりをしましょう。

目先の痛みや、目先の道具に頼る前に、まずは自分の体に目を向けてください。

朝一番辛い腰痛を治したい!日中の腰痛も改善したい!

けど自分が何をしたらいいかわからない。

そんなお悩みがある方は、是非横須賀えびの治療院へお越しください。

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腰痛を治療した患者様の声

椎間板ヘルニアの症状が改善しました!

症状:腰椎椎間板ヘルニア

仕事中にも痛みがあり常に太ももから足全体に痺れもありました。
外科では痛みとめと湿布を出され手術しか痛みは取れないと言われていました。
どうせ変わらないだろうと思い治療をしてもらいましたが治療後びっくりするくらい痛みもなくなり、足が軽くなりました。海老野先生の説明が丁寧で痛みの原因も理解できるため前向きに治療をしたいと思えました。
外科で手術しかないよ!と言われた方、ぜひ海老野先生に相談された方がいいです!

横浜市|S.H様|30代|男性

腰と肩の痛みが改善しました!

症状:慢性腰痛、五十肩

昨年の晩秋の頃から、左肩と左腰に痛みを感じ自身でストレッチ等試みたが一向に改善せずにいた時、地元久里浜でえびの治療院開院の知らせを耳にし、 オープン日より早々受診を開始!
従来の鍼灸院だと、もちろん鍼治療は施術していただきその場は、痛みも取れスッキリするのだが2.3日経つと痛みが戻り通院の繰り返し!?
しかし‼️ここ!えびの治療院は一味違う‼️患者とのヒヤリングをしっかり行い原因はどこにあるのか見つけ出しそこをピンポイントに治療を行うので、医師からの説明を受けながらの治療なので納得して治療を受けられます。
自身も現状まだ定期的に受診しておりますが、日に日に痛みも無くなり、初診時より痛み等も格段に解消されております
身体の痛みで、諦めている方‼️一度受診してみる価値はあると思います。【Google口コミより】

腰の痛みが改善しました!

症状:ゴルフ後の腰痛

4月から通院をしています。
4年前にスポーツで腰を痛めてしまい色々な整体院や鍼灸院を探して治療を受けて来ましたが治療を受けた時は
一時的によくなるのですがすぐに痛みが出てしまい痛み止めを飲みながらの日々でした。
年齢的なものも含めて諦めかけていたときにポストに入っていたチラシを見て
正直あまり期待をしないで受診しました。
最初は1週間に一度治療を受けて通院をしていましたがふと痛みがなくなってきていることに気づきました。
治療の効果がすぐに感じることはないのかもしれませんが1ヶ月を過ぎたあたりから自然に痛みが消えていくことを実感すると思います。
今でも2週間に一回治療を受けていますがスポーツのパフォーマンスも以前以上に上がってきて自分でもびっくりしています。
同じように痛みがよくなることに諦めている方はぜひ一度受信して1ヶ月ほど通院して欲しいと思います。
先生は若い方ですがしっかりとした知識のもと日々勉強をされていると思いますので信頼できます。

【Google口コミより】

横須賀市|M.T|50代|男性

ぎっくり腰が改善しました!

症状:ぎっくり腰(急性腰痛)

ギックリ腰になってしまい、突発だったけれどその日に予約を入れて頂き治療してもらいました。動くのも辛かったので助かりました。
丁寧なヒアリングで痛みの原因を探り、
豊富な知識と経験でその人に合った治すためのアプローチをしてくれます。
初診でかなり良くなった感があったのですが、ぶり返したくないので何回か通い治療してもらいました。
その後の生活での適切な対処法も指導してくれるので、みるみる良くなり今では無事仕事も普通にこなせるまで回復しました。治してくださった先生に感謝です。
整形外科行っても湿布をくれるだけで根本的に治らない等、悩みを抱えてる人は一度治療を受けてみるのをおすすめします。

【Google口コミより】

横須賀市|t-has(has)||50代|男性

慢性腰痛が改善しました!

症状:椎間板ヘルニアによる腰の痛み(慢性腰痛)繰り返すぎっくり腰(急性腰痛)

私は腰椎ヘルニア持ちで、ぎっくり腰を繰り返してしまう状態でして、酷い時は2週間に1度の頻度でぎっくりになり、何なら歩行してる時に急になったりと、とても酷い状態で⋯次男が赤ん坊の時は全く抱っこしてあげられないという、とんでもなく辛い日々を送っておりました。
えびの先生が横須賀で開業する以前からお世話になっておりましたが、開業後は自宅から少し遠いのもあって、他の先生に診てもらったりもするも、満足いくレベルの復調とはならず⋯
えびの先生に施術してもらうと、ガチガチに固まってたのがほぐれ、調子は良くなるし、持続するしで、技術の高さを改めて実感!!以前は週1で施術頂いていたが、ここ2年程は2ヶ月に1回ぐらいのメンテナンスで、子供とも好きに遊べて、趣味のスノボや和太鼓なども問題なく出来て、何不自由無い生活をしています!
妻や友人達も腰などの不調で診てもらっているが、施術後すぐに、曲がっていた腰が伸びて、膝をあげるのもしんどかったのが走れる様になるなど、皆不思議な体験をしております(笑)
最後の砦⋯凄いです!!豪語するだけある凄い技術と、進化し続ける為に自己研鑽を惜しまず継続しているお姿に、いつも感服しております!!
身体の不調で悩んでる方、整骨院など通うも改善しない方、一度相談してみてください。最後の砦があります。

【Google口コミより】

横浜市鶴見区|富塚裕太様|30代|男性

慢性腰痛が改善しました!

症状:椎間板ヘルニア術後の慢性腰痛

こちらの治療院は半年前からお世話になっております。
私の55年の人生において、腰椎椎間板ヘルニアのオペを2回ほど経験し、人生の半分以上を腰痛と過ごしてきました。
半年前に腰を痛めてしまい、仕事もできず、どうにもならない状況の中で、スマホで探して、調べて、やっとたどり着いたのが、この治療院でした。
院長の施術を受けることで、日常生活への復帰が早期に実現したことは、院長が保有している施術技術の高さの証明でもあります。
これまで、自分自身の身体に向き合って、改善を試みるため、病院の整形外科をはじめ、整体院、接骨院、整骨院、鍼灸院などに通ってみましたが、その時その時の対処療法にしかなっておらず、自分の腰痛の根本原因がわからず、治療難民になっていました。
そんな時に、この治療院のホームページを閲覧したことで、院長のハッキリとした治療の方向性が掲載されていることから、「ここだ!」と思って連絡して正解でした。
現在は、週に1回のペースで通っていまして、私の腰痛の原因となる部分が何か所も連動していることがわかってきましたので、それらを徐々に徐々に改善していく方向で実施しています。
自身の痛みの根本的な原因がわからず、悩み苦しんでおられる方は、ぜひ、電話して予約して、診察を受けることをオススメします。
ホームページに掲載されているとおり、「最後の砦」であり「治療院」ですから・・・

【Google口コミより】

横須賀市|joecool123|50代|男性

ぎっくり腰が改善しました!

症状:ぎっくり腰(急性腰痛)

介護職と司会業、ダブルワークをしております。介護仕事中、まさかのギックリ腰!すぐに整形外科を受診し、痛み止めの薬と冷湿布を大量に処方されましたが、次の日婚礼司会を控えていたこともあり「今日中になんとか回復しないと!」という思いで、数年前、海老野先生の結婚式でお手伝いをさせていただいたご縁もあり、海老野先生に助けを求めました。幸い、すぐに連絡がつき、病院を出てそのまま海老野先生のもとへ。
病院内は車椅子。治療院への移動も介助なしでは歩けませんでした。が!!治療後、スッと立位を保ち、歩行が出来るようになりました。次の日は、いつも通り司会台に立つことが出来ました。周りの人は皆、「本当に昨日、ギックリ腰だったの?」と驚いていました。その後、完全に腰の違和感がなくなるまで、丁寧に施術をしていただいたお陰で、全く再発もなく元気に過ごしております。
先生、本当にありがとうございました!!【Google口コミより】

茅ヶ崎市|T.S|50代|女性

全身の症状が改善しました!

症状:踊りの練習による膝痛、腰痛、股関節痛、自律神経の乱れ、生理

踊りの大会1ヶ月前に左膝の痛みがあり、受診。
大会の事を伝えると「大丈夫です。大会までには、治せます。」と回答があった。

半信半疑であったが、週2回通った結果、1ヶ月経たない内に10年治らなかった膝が完治。

その他の猫背やスマホ首、腰痛、生理痛、仕事のストレスから来る自律神経の乱れも合わせて治すことが出来た。

控えめに言ってもここの先生は「スーパードクター」である。

現在は、メンテナンスに通う程度となり、2週に1回のペースに落ち着いている。身体と心の悩みは、こちらで治療できると思う。

【Google口コミより】

横須賀市|丸山あい様|30代|女性

全身の症状が改善しました!

症状:仕事の疲労による慢性的な肩こり、腰痛、膝痛、坐骨神経痛

首、腰、膝と痛みで身体を動かすことも辛い日々を過ごしていました。施術中はくだらない話で盛り上がり、施術後は身体の痛みは消え、とても軽くなります。最近では「痛くてどーにもならない。」という事が少なく、動いた後でも身体の痛みが出ない事が多くなり、外出する事が楽しみになっています。痛みが少なくなると、また違った身体の可動域が気になり、質問すると根本的に治していく方法をアドバイスしていただけました。どんな事を質問しても、知識に溢れているため、的確なアドバイスが聞けて、とても心強いです。

【Google口コミより】

横須賀市|Li様|50代|女性

腰痛患者様の声をもっと見る→

横須賀えびの治療院院長の海老野です

最後までお読みいただきありがとうございます。


専門学校入学と同時に治療業界で修行を始め13年が経ち、これまでに2万5千人以上の患者様の治療を行ってきました。


これまで数多くの病院を巡り、治療を行ってきたけれど中々改善できずにネットで色々調べてこのページに辿り着いた方もたくさんいらっしゃると思います。


ネットにはたくさんの情報が掲載されており、実施に何が正しいのかわからなくなってしまう方が非常に多いです。


ここではこれまでの私の治療の経験と、欧米での最新の腰痛研究の論文を紹介しながら、横須賀えびの治療院の腰痛に対する考え方を紹介しました。


あなたの腰痛を改善するヒントになっていただけたら幸いです。

Please

来院前にお読みください!

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残念ながらこのような方には当院の治療(整体・鍼灸)をお勧めできません!

長時間のマッサージをやってもらいたい

治療(整体・鍼灸)効果よりもただ気持ちよく揉んでもらいたい

根本改善よりもなんとなくその場だけ楽になりたい

一回の治療(整体・鍼灸)で全てを治してもらいたい


このような治療(整体・鍼灸)をお望みの方は、当院ではお役に立てません。
リラクゼーション系やマッサージへ行かれることをおすすめします。

⚪︎

このような方達に当院の治療(整体・鍼灸)をお勧めします!

3カ所以上の病院、鍼灸院、整骨院、治療院へ行ったが改善しなかった

・慰安ではなく効果のある治療(整体・鍼灸)を受けたい方

・ご自身の健康に興味を持ち、本当にお体を良くしたいと思っている方

国家資格者(はり師・きゅう師)が行う安全で効果的な治療を受けたい方


当院はこのような皆様のお役に立てると思います。
お気軽にご相談ください。

Access

アクセス情報

神奈川県横須賀市久里浜1-5-14 鈴木ビル4F
久里浜商店街「マリノス通り」
京急久里浜駅から徒歩1分
JR久里浜駅から徒歩3分


【近隣駐車場多数あり】
お車でお越しの方は、イオン、京急ウィング、コインパーキングをご利用ください。

Last Resort

どこへ行っても治らなかった。
何をしても治らなかった。
もう無理だと諦めた人達の
「最後の砦」

横須賀えびの治療院

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