変形性股関節症

変形性股関節症とは、何らかの股関節疾患や、幼少期の股関節の疾患や発育障害などが起因して起こる股関節の疾患です。

特に50代以降の女性に多く現れます。近年では高齢化が進み起因する原因がなくても変形性股関節症を発症する方が非常に増えてきています。

股関節に対する何らかのストレスにより、軟骨成分が減ったり変形することで、骨が破壊されたり骨自体も変形を起こしてしまう疾患です。

レントゲンやMRIなどの情報をもとに画像診断を行います。

多くの場合は保存療法を勧められ、湿布や痛み止めなどの薬物療法をメインとし、リハビリやダイエットなどを勧められます。

保存療法で改善が見られない場合は、手術を勧められます。変形性股関節症の手術は大きく２パターンあり、骨切り術と人工関節置換術に分けられます。

骨切り術は比較的軽症の変形性股関節症が適応となり、骨を削り関節の安定性を図る治療法です。

人工関節置換術は比較的重症な変形性股関節症が適応となり、骨の変形が強かったり、骨切り術では対応できない場合に選択される治療法になります。

横須賀えびの治療院は変形性股関節症の治療が非常に得意です。

これまでに数千人の変形性股関節症の治療を行ってきたからこそさまざまな角度から股関節の異常、または股関節以外の異常を見つけ出し根本的に治療をおっこなっていくことが可能です。

横須賀えびの治療院に来院される方の９割以上が治療当日にその場で効果を実感されています。

変形性股関節症になってしまう方の一番大きな問題は、「関節の角度」です。

股関節とは、骨盤の中の寛骨という骨にある臼蓋に、大腿骨頭（太ももの骨）がはまっている関節を股関節と言います。問題となるのはこの臼蓋と骨頭の角度（専門用語では「頚体角」）です。

通常であればこの頚体角は、130°とされており、130°であれば関節にかかる負担はほとんどありません。ただ、この頚体角がたった20°ずれてしまうだけで、自体重のおよそ37倍の負荷がかかると言われています。

姿勢不良になることで骨盤の角度が大きく変わってしまいます。

猫背になると骨盤は必ず後傾します。後傾してしまうことで頚体角は大きく変わってしまいます。

臼蓋形成不全などで骨盤側の傘が浅い場合、安定感を増すために体は自然と骨盤を前傾しようとします。

ただ、猫背があると骨盤を前傾にすることが難しくなります。

それでも安定感を増すために体は無理やり前傾を作ろうとしますが、前傾を作るために付近の筋肉は過剰に働くことになり、筋肉が硬くなり痛みが出るのです。

つまり頚体角を元に戻すためには骨盤の位置だけをもとに戻そうとしても残念ながら戻らず、猫背の改善も行わなければ痛みの改善にはつながらないのです。

足根骨（くるぶしから下の骨）や膝の歪みから頚体角をずらしてしまう事があります。

まず、足根骨はくるぶしから下の骨で片足23個の骨で構成されています。

ブロックのように積み上がっており、過去の捻挫、靴の影響などによって歪んでしまう事があります。

足根骨は家で言うところの『基礎』の部分に当たりますので、ここに歪みが生じることで上に立つもの歪んでいってしまうのです。

結果、頚体角を歪ませてしまうことになるのです。

変形性股関節症の方で骨盤が後傾変異してしまう方は、頚体角を補正するために骨盤を前傾させようとします。

ですが前述した影響により前傾位にするのは非常に難しくなります。それでも無理やり前傾位にするために筋肉は強い力で骨盤の角度を前傾位へ補正しようとします。

筋肉へ強い収縮がかかり続けることで、硬くなり、張りが強くなります。すると、筋肉に凝りが発生して、筋膜同士が癒着をおこし痛みの原因になってしまうことがあります。

筋肉の凝りや筋膜の癒着が長時間続くことで引き起こされるのが神経の問題です。

人間の体は全て神経によって動かされます。筋肉を動かすための神経は、筋肉や筋膜の隙間を縫うようにして全身に分布しています。

筋肉が凝り、筋膜の癒着が引き起こされることで神経自体も癒着してしまうのです。

本体神経は「遊走性」と言って体の動きに合わせて移動します。これが癒着によって動かなくなることで神経に過剰なストレッチがかかり、つっぱり間や痛みに変わっていってしまうのです。

また、神経はそうめんの束のように細い繊維が何本もまとまってて膜で覆われています。一部の神経が癒着を引き起こしてしまうことで神経の伝達にムラが起こってしまいます。

すると、筋肉への伝達率が悪くなるので、普通に歩いているつもりでもガクッと力が抜けてしまったり、力が入り辛くなってしまったりします。

人間の体の関節には「脂肪体」というゼリー状の組織があります。これはいわゆる皮下脂肪とは違い、関節の動きをなめらかにする役割や、衝撃吸収を行うための組織です。

股関節にもこの脂肪体は存在し、関節を動かす際に役立っています。

ただ、この脂肪体は自由神経終末（痛みを感じるセンサー）が非常に多く存在するため、脂肪体にストレスがかかることで痛みを引き起こしてしまうのです。

本来であればゼリー上のように滑らかに動く脂肪体が、筋肉や筋膜の癒着の影響や、神経の癒着、また頚体角の問題により硬くなりなめらかに動くことができなくなります。

これらの影響で脂肪体自体の動きが鈍くなることで脂肪体も癒着を起こすためさらに関節の動きが悪くなります。

変形性股関節症は「退行性変性」と言って放置していると症状が進行して行ってしまう疾患です。

様子を見て放っておいて良くなる疾患では絶対にありません。様子を見ようと思ったその期間で正しい治療を行うことで痛みの出現を遅らせる、もしくは痛みを引き起こさずに済む可能性が十分あります。

また、病院では変形性股関節症と診断されても実際には違ったというパターンが非常に多いです。

筋力不足や、痛みから運動量が減ってしまうと、「運動しなければ」と思い、痛みを我慢しながら歩いたり、筋トレをしたり、ストレッチをしてしまう場合があります。

ただ、痛みを我慢しながらの運動はお勧めできません。

痛みはそれ以上動かさないでほしいという体からのサインの場合があります。

そのサインを無視して動かし続けるのは症状を悪化させてしまう可能性があります。

最新の整形外科学では「画像と痛みは必ずしも一致しない」と言われています。レントゲンやMRI上で変形性股関節症と言われても実際に痛みなく生活している方はたくさんいらっしゃいます。

今股関節の痛みでお困りの方、また手術を視野に入れて不安に生活されている方

その「治らない」諦めなくて大丈夫。

横須賀えびの治療院が必ずあなたの力になります。

足をついた時に痛んだり階段で足が抜けるような感覚が日によって現れる事があり、長距離の徒歩移動に不安がありました。様子を見ながら１週間おきに治療していただいていますが、気づくと痛みがなくなっています。今ここが痛いというとピンポイントで処置してもらい痛みがなくなる、、、。毎回「なんで？」と言ってしまいます。なぜ痛くなっているのか原因と治療方法をわかりやすく説明してくれます。病院に行っても湿布をもらってリハビリするだけだし、、、と諦めている人や私のようにこの位の痛みなら、、、と我慢しようとしている人にぜひお勧めしたいです。

長年脚の付け根になんとなく違和感があり、長距離を歩くと痛みが出るため極力歩くことを避けてきましたが、治療を始めてから少しずつ改善され気づくとほとんど痛くなくなっています。
日常生活の動きについてもアドバイスしていただけるので、自分でも治療に前向きになれました。
先生はとにかくしっかり話を聞いてくれます。そして痛みの原因や治療方法、日常生活での注意点など細かく説明してくれるのでとても信頼でき、安心して任せられる先生です。小さな痛みで悩んでいる方にぜひお勧めしたいです。【Google口コミより】

病院では手の痺れは頚椎のヘルニアと手根管症候群、足裏の痛みは足底筋膜炎で痺れは原因わからないで診察終了。何をどう頑張り努力すればいいのかわからず、酷くなる痛みと痺れを我慢する努力をし、いつの間にか努力してる意識もなくなり痛み痺れがあるのが私の身体なんだと。
そんなとき海老野先生に出会いました！先生は根本を見付け！根本を治療する！それだけじゃなく食生活や自律神経も関係していると教わりました。人間の本来の力がスムーズに働くよう治療するというか、上手く言えませんが、治療中に痺れがスゥッとなくなり、帰り道では痛みはどこへいった？です。何日か経つと症状がでてきますが治療を根気よく続けていると間隔が空いてきます。今事情があり2ヶ月治療受けれずですが症状出ることなく過ごせています。海老野先生は私にこうなってもらうために治療をしてくださっていたんだと感謝しかありません。
海老野先生は患者と心から向き合い、必ず治す！という気持ちが伝わってきます。お話しを聞いていても、日々勉強をされていて努力をされているのがわかります。痛みや痺れで辛い日々を過ごされている方、えびの治療院に足を運んでみてください。絶対に諦めないてほしいです！海老野先生にお世話になって何年経つでしょうか、まだまだです！笑　一生お世話になりたいと思える先生に出会えたことに感謝しています。