原因不明の慢性腰痛

代表的なもので言うと、腰椎ヘルニア、仙腸関節炎、坐骨神経痛に付随するもの、椎間関節性腰痛、筋筋膜性腰痛などが挙げられ、病院では主に画像診断を用いて鑑別されます。が、画像では何も異常がなく器質的な所見も見つからず原因不明と診断されてしまう腰痛があります。

それが原因不明の腰痛です。この原因不明の腰痛は全国で2800万人以上いると言われており、一生付き合って行かなければならないと諦めてしまっている方が非常に多くいらっしゃいます。

まず最初にお伝えしたいことは原因不明の慢性腰痛はそう簡単には治りません。簡単に治らないと言うことはそれだけ複雑に原因か絡み合っているということです。その原因を１つ１つ解くには非常に高い技術と知識が必要です。

腰が痛くなり治らないと、ほとんどの方が整形外科に受診されると思います。多くの場合レントゲンやMRIを用いた画像診断を行います。

しかし、この画像診断に問題があるのです。例えば腰痛の代表的存在の腰椎椎間板ヘルニアで言うと、100人中80人は無症状でもヘルニアと同じ画像所見が撮れてしまうと言う研究結果があるほどです。

つまり必ずしも原因が画像で現れると言うわけではないのです。

これは腰だけに言える話ではありませんが、何をしても中々痛みが取れない症状には中枢神経（脳と脊髄）と末梢神経（それ以外の全身に分布する神経）が関係しています。

このような原因不明の慢性的な痛みを専門用語で「中枢感作性疼痛」と言います。

中枢感作を知る前に、そもそも人間はどのように痛みを感じるかを理解する必要があります。

末梢神経には「侵害受容器」と言って、物理的な衝撃や熱い、冷たいなどを感じるセンサーがあります。

言葉の通り、侵害（危機的）な状況で反応するセンサーなので、衝撃が強「過ぎる」、熱「過ぎる」、冷た「過ぎる」場合、センサーが反応して中枢神経へ情報を伝え脳で異常（痛み）として感じます。

これが我々が痛みを感じるプロセスであり全ての痛みがこのような形で起こります。

痛みの感じ方は理解できたと思います。では実際にどのようにして中々痛みの取れない状態になってしまうのか解説していきます。

前述した通り、末梢神経にある侵害受容器に対して「〇〇過ぎる」というストレスがかかった時に痛みを感じると言うことは理解していただけたと思います。

ここでポイントになるのが「〇〇過ぎる」と言う状態です。

人間の体の全ては血液の循環によってまかなわれています。たった数分心臓が止まってしまうだけで生命活動が脅かされてしまうのです。

つまり、組織の隅々まで血液が流れない虚血状態というのは我々の体からすると異常事態と言うことになるのです。

原因不明の腰痛には自律神経は非常に深く関係してきます。

まず１つ目は、姿勢に関与すると言うことです。姿勢と聞くと普段の習慣の中で起こしてしまうものと考えがちですが、実は自律神経の乱れでも姿勢不良が引き起こされます。

ある実験で、大きな爆発音をランダムに背後から浴びせ続けた結果背中が曲がり猫背のような姿勢になってしまったという恐ろしい実験結果が出たのです。

ただ、いつ脅かされるか分からない状況になった時人は胸を張って歩けるでしょうか？少し体を窄めて猫背になって歩くはずです。

つまり、ストレスが掛かり続けてしまうと人間は防御反応から本能的に猫背になっていってしまうのです。

自律神経の乱れによって姿勢が悪くなることで、筋肉への負担が非常に多くなります。

本来であれば人間の体の柱である「骨」で体の重さを支えなければならないところを、「筋肉」で支えてしまうことで常に筋肉に力が入り、疲労し、強張りや張り感を引き起こしてしまいます。

筋肉はしなやかで伸び縮みすることから血液をポンプのように全身へ流す働きをしますが、硬くなった筋肉は伸び縮みすることができずポンプ作用は止まってしまいます。

神経の癒着は体の使い過ぎ、もしくは使わなさすぎのどちらかで引き起こされます。

本来神経は「遊走性」といって体の中を一定の距離動きます。

ストレッチをかければ物理的に神経も伸ばされますので体の動きに合わせて引っ張られるイメージです。

それが癒着によって動かなくなるとつっぱり感や痛みとして感じてしまうのです。

使わないと書きましたが、おそらく原因不明の腰痛には効果がなく使っても使わなくても大きな差はないと思います。

これまで書いてきた事を考えれば、これらの薬が今起きている腰の痛みに効果がないのはお分かりいただけると思います。

多くの方が勘違いしていますが、湿布や痛み止めは何かが治る成分は入っていません。

血液循環や神経伝達を鈍らせて痛みを感じさせなくしているだけですので、効果があっても一時的なものです。

今起きている痛みには必ず原因があります。これまで治らなかったのはその原因に対してアプローチ出来ていなかっただけです。

その「治らない」諦めなくて大丈夫。

もう無駄にマッサージに行くのはやめましょう。あなたの「本気で治したい」という気持ちに、横須賀えびの治療院は120％お答えします。

右肩の痛みで4ヶ月間悩んでいましたが院長の治療で驚くほど改善し、3回の通院で腕の動きが楽になりました。
LINE予約が便利で、症状を事前に伝えると的確な治療方針を提案してくれます。
海老野院長には3年前から膝や腰の痛みでお世話になりました。通院は遠いですが通うことにしました。
さまざまな痛みで悩む方にはぜひおすすめします。【Google口コミより】

介護職と司会業、ダブルワークをしております。介護仕事中、まさかのギックリ腰！すぐに整形外科を受診し、痛み止めの薬と冷湿布を大量に処方されましたが、次の日婚礼司会を控えていたこともあり「今日中になんとか回復しないと！」という思いで、数年前、海老野先生の結婚式でお手伝いをさせていただいたご縁もあり、海老野先生に助けを求めました。幸い、すぐに連絡がつき、病院を出てそのまま海老野先生のもとへ。
病院内は車椅子。治療院への移動も介助なしでは歩けませんでした。が！！治療後、スッと立位を保ち、歩行が出来るようになりました。次の日は、いつも通り司会台に立つことが出来ました。周りの人は皆、「本当に昨日、ギックリ腰だったの？」と驚いていました。その後、完全に腰の違和感がなくなるまで、丁寧に施術をしていただいたお陰で、全く再発もなく元気に過ごしております。
先生、本当にありがとうございました！！

病院では手の痺れは頚椎のヘルニアと手根管症候群、足裏の痛みは足底筋膜炎で痺れは原因わからないで診察終了。何をどう頑張り努力すればいいのかわからず、酷くなる痛みと痺れを我慢する努力をし、いつの間にか努力してる意識もなくなり痛み痺れがあるのが私の身体なんだと。
そんなとき海老野先生に出会いました！先生は根本を見付け！根本を治療する！それだけじゃなく食生活や自律神経も関係していると教わりました。人間の本来の力がスムーズに働くよう治療するというか、上手く言えませんが、治療中に痺れがスゥッとなくなり、帰り道では痛みはどこへいった？です。何日か経つと症状がでてきますが治療を根気よく続けていると間隔が空いてきます。今事情があり2ヶ月治療受けれずですが症状出ることなく過ごせています。海老野先生は私にこうなってもらうために治療をしてくださっていたんだと感謝しかありません。
海老野先生は患者と心から向き合い、必ず治す！という気持ちが伝わってきます。お話しを聞いていても、日々勉強をされていて努力をされているのがわかります。痛みや痺れで辛い日々を過ごされている方、えびの治療院に足を運んでみてください。絶対に諦めないてほしいです！

海老野先生にお世話になって何年経つでしょうか、まだまだです！笑　一生お世話になりたいと思える先生に出会えたことに感謝しています。