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婦人科疾患・更年期障害と鍼治療

今あるそのお困りの症状を、性別のせい、年齢のせいだからと見て見ぬふりをしてしまっていませんか?

女性特有の症状は、家事や仕事で忙しかったり、家族や生活が手一杯で後回しにされがちです。

また、その症状が生活に支障が出てしまうレベルであっても、周りのご家族や友人にも相談しづらいという方が非常に多くいらっしゃいます。

よって、どこに罹れば診てもらえるのか、そもそもなぜこの症状が起こっているのかを知らない方もいます。

この記事では、婦人科疾患や更年期障害がなぜ起こるのか、その症状に対してなぜ鍼が効果的なのかを解説していきます。

月経について基礎知識

まず、婦人科疾患の解説の前に、基礎知識として月経について解説していきます。

女性であれば長年付き合っているであろう月経ですが、意外と知識として知らない方がいらっしゃるので、この章で確認してみてください。

また、男性の皆さんも知っていて困らない知識なので、ぜひ熟読してください。

まず、月経とは赤ちゃんを迎えるためのベッド(子宮内膜)を毎月作り替える作業です。

妊娠した場合、そのままベッド(子宮内膜)を使い続けて赤ちゃんを育てるために使います。

しかしほとんどの場合、妊娠せず用意したベッドは不要になるので、古くなったベッドを一度綺麗に掃除して、外に出します。

この作業が月経です。

一度月経が来ると、正常であれば3〜7日持続して、25日〜38日に周期で起こるのが正常とされています。

この周期は、月経が終わってから1日目、2日目…ではなく、月経の1日目から次の月経1日目までのカウントで、周期の変動が7日以上のものを不正周期といいます。

また、月経周期はベッドをただ作って壊すだけではなく、精子が入ってきた時に妊娠できるように、卵巣から出る卵子も同時にサイクルしています。

これが妊娠しやすい日、妊娠しにくい日に関係します。

ベッドを整えるのは子宮の真ん中で、卵巣は左右に1つずつあります。

男性の精子は毎日精巣の中で新しく作られますが、卵子の元となる原始卵胞は、新しく作られることはなく、生まれた瞬間に一生分卵巣の中に持っており、それをひたすら消費していきます。

生まれた時は約200万個、思春期には約30万個にまで減っており、月経が始まると、排卵されるのは1回の月経につき1個ですが、その裏で約1000個の卵子候補が消滅しています。

この消滅を繰り返すことで、やがて卵子の数が1000個以下になると閉経となります。

卵巣は左右に1つずつあるといいましたが、1回の月経につきどちらか片方の卵巣から排卵されます。

左右交互に排卵されるという説もありましたが、現代の医学では、左右どちらから排卵されるのかはランダムであるといわれています。

月経のたびに毎回コイントスをして裏表が決まっているイメージなので、右右右左となったりする場合もあります。

しかし、その確率は五分五分ではなく、血管の構造の左右差によって、右の方が少し確率が高いという研究もあります。

左右のどちらかの決まるかは、いわばオーディションで決まります。

初めは左右両方の卵巣で約10〜20個の卵胞が一斉に育ち始めます。

その中で最も成長が早く、質の良い1つだけが選ばれます。

右側の卵巣の方が少しだけ環境の良い場所で育てられるため、その分少しだけ確率が高いということです。

そして、選ばれなかった卵胞は消滅していき、選ばれた卵胞も黄体というドレスを身に纏いますが、妊娠しなければ消滅して完全にリセットされます。

これが大まかな月経の流れです。

ここにホルモンや自律神経が深く関係しますが、ややこしくなってしまう為、次の章から絡めながら解説していきます。

ただ痛くて、血が出て、しんどい、だけのものというわけではなく、月経は妊娠をするための準備であると考えましょう。

生理痛はなぜ起こる?

女性の皆さんが悩まされている生理痛。

どのようなメカニズムで起きているのかご存知ですか?

月経とはベッド(子宮内膜)を入れ替える作業であると解説しましたが、生理とは、妊娠が不成立になって不要になったベッドを血液と共に体外に排出する現象です。

生理痛とは、生理によってベッドと血液を排出するために、子宮が強く収縮することによって起こる痛みのことです。

生理痛は一般的に生理前日から生理3日目まで続くことが多く、日常生活に支障が出るレベルになると、「月経困難症」と診断されることがあります。

子宮が強く収縮することで生理痛も強くなりますが、これは「体質」というだけでなく、しっかりとした原因があります。

プロスタグランジン

いきなり呪文のような横文字ですが、生きていく上で欠かせない物質です。

プロスタグランジンは、生理痛だけでなく、全身の炎症による痛みに関与する、「発痛物質」です。

しかし、ただただ痛みを出す悪いやつではなく、痛みを出すことで怪我をしている部位を安静にさせたり、血管を広げて、怪我が治るための細胞や栄養を大量に送り込めるようにします。

妊娠が成立せず、子宮内膜が剥がれ始めると同時に、子宮内膜でのプロスタグランジンの合成が始まります。

プロスタグランジンによって子宮を収縮させることで、ベッド(子宮内膜)を排出します。

プロスタグランジンは血管を広げる働きがあるのに、なんで子宮の場合は縮めるの?と、しっかり読んでいただいている方は気づいたかと思います。

プロスタグランジンはいくつか種類があり、受け取る細胞によって全く逆の働きをする物質であるため、このようなことが起こるようです。

よって、プロスタグランジンの量が多いと、子宮が強く収縮して、生理痛は強くなります。

プロスタグランジンはどうすると量が多くなるのでしょうか?

内臓の血流が悪いことで子宮が酸素不足になったり、糖質を多く摂る食生活をすることで、プロスタグランジンの量は多くなります。

このことから、生理痛の強い弱いは「体質」というだけでは片付けられません。

生理痛について詳しくはこちら→生理痛でお悩みの方へ

PMS(月経前症候群)なぜ起こる?

PMS(月経前症候群)とは、生理周期の一定期間前に起こる女性特有の体の不調のことです。

「気分の変動」「イライラ」「疲労感」などの精神的な症状が出る人、「頭痛」「胸の張り」「腹痛」などの肉体的な症状が出る人、両方の要素の症状が出る人、程度や組み合わせは様々です。

また、これらの症状は生理が始まると緩和されることが多いです。

PMSの症状は完全には解明されていませんが、「エストロゲン」という女性ホルモンと、幸せホルモンといわれる「セロトニン」という物質が関係しているとされています。

排卵から生理までにエストロゲンの分泌量は、増えたり減ったり大きく変動します。

この急激な変動が、自律神経やセロトニンの働きに影響を及ぼします。

セロトニンは情緒の安定や、食欲の抑制、睡眠の質の向上、痛みの抑制に働きます。

女性ホルモンのエストロゲンは、脳内でのセロトニンの合成を助け、分解を抑制する働きがあります。

生理前になるとエストロゲンは急減するため、連動して脳内のセロトニンが低下します。

情緒を安定させ、痛みを抑制するセロトニンが減少することで、イライラ、疲労感といった精神的な症状や頭痛や腹痛などの痛みを引き起こします。

また、セロトニンが減少する要素として、腸内環境が関係します。

セロトニンは約90%が腸で作られています。

腸と脳は「腸-脳相関」と呼ばれる関係があり、内臓の機能が低下することで、脳内のセロトニンも減少します。

二日酔いの時に気分が落ちるのも、内臓とセロトニンが関係します。

アルコールによって楽しくなって「快楽ホルモン」のセロトニンを使い果たした上に、内臓の機能が落ちると、セロトニンを新しく作れず、お酒を飲んだ次の日に気持ちが落ち込む、いわゆる「バッド」状態を引き起こします。

よって、PMSの症状の強い弱いも「体質」では片付けられません。

PMSについて詳しくはこちら→PMSでお悩みの方へ

子宮内膜症はなぜ起こる?

子宮内膜症とは、本来は子宮の内側で作られるためのベッド(子宮内膜)が、子宮の外側の卵巣や腹膜で増殖してしまう病気です。

不妊や腹痛が主な症状であり、生殖年齢女性(20歳〜40歳)の約10%にみられます。

子宮内膜は、本来は生理によって剥離して出血と共に外に出されますが、子宮の外で増殖した子宮内膜様組織は出口がないため、体内に溜まり、炎症や痛みを引き起こします。

正常な状態では、先ほどの章でも登場したエストロゲンという女性ホルモンによって、子宮内膜は増殖して妊娠の準備をします。

子宮内膜症で増殖する子宮内膜様組織もエストロゲンによって増殖するため、閉経によってエストロゲンの分泌が低下すると、子宮内膜症の症状が落ち着くことがほとんどです。

よって、症状が出てしまったら閉経を迎えるまで付き合っていかなければいけない、と思いがちですが、世の中には、子宮内膜症だけど気付かずに、問題なく日常生活を過ごしている方もおり、症状はそれぞれです。

子宮内膜症の症状を強くしてしまう要因として、内臓の機能障害が主な要因です。

腸の硬さや便秘や下痢を繰り返す症状があると、内臓の血流が悪くなり、子宮の正常な働きを乱してしまいます。

また、過剰なエストロゲンは肝臓で処理されますが、糖質の過剰摂取により肝臓の機能が落ちることによって、エストロゲンが体の中に増えてしまいます。

よって、子宮内膜様組織を増殖させてしまうので、症状を悪化させます。

「子宮内膜症は原因不明」というわけでは全くないため、症状を改善していくことは可能です。

子宮内膜症について詳しくはこちら→子宮内膜症でお悩みの方へ

更年期障害はなぜ起こる?

更年期とは、閉経を挟んだ前後10年間で起こる、様々な症状の総称です。

日本人の平均閉経年齢は50歳といわれている為、個人差はありますが、45歳頃から55歳頃に症状が出る方が多いです。

代表的な症状として、ホットフラッシュ(急に顔が熱くなりのぼせる)、多汗、動悸、疲れやすさ、頭痛、めまい、手足の冷えなどの身体的な症状と、怒りっぽくなったり、意欲の低下、不安感など精神的な症状が出る方もいます。

更年期の症状を引き起こすのは、ホルモンバランスの乱れによって起こります。

しかし、ホルモンの乱れも結果であり、ホルモンを乱れさせる原因があります。

更年期障害に関与するホルモンは、度々登場するエストロゲンです。

エストロゲンは卵巣から放出されますが、卵巣が単独で動いているわけではなく、脳の視床下部という場所から出る、卵巣を刺激するホルモンによる指令によって働きます。

更年期になると卵巣の機能が低下するので、卵巣を刺激するホルモンが出されても、卵巣がうまく反応せず、エストロゲンが分泌されにくい状態になります。

指令通りの量が出ていないと、視床下部はパニック状態となり、脳内の神経伝達に異常が起こります。

視床下部は、自律神経の司令塔と呼ばれており、卵巣を刺激するホルモンだけでなく、甲状腺という代謝を良くするホルモンを出す場所を刺激するホルモンや、副腎皮質というストレスを感じると、血糖値や血圧を上げる役割をするホルモンを出す場所を刺激するホルモンを出します。

視床下部はパニックになると、これらの働きを過剰にしてしまうため、代謝が良くなって動悸や多汗が起こったり、視床下部のパニック状態をストレスと感じた副腎皮質が、血糖値や血圧を上げてどんどん自律神経を乱れさせます。

また、視床下部は単体で体温調節をする働きがあり、この働きが乱れることによってホットフラッシュが起こります。

このように、更年期=女性ホルモンが原因ではありますが、症状を引き起こしているのは、女性ホルモンが巻き込んだ周りのシステムです。

更年期障害について詳しくはこちら→更年期障害でお悩みの方へ

更年期障害の意外な症状

更年期はエストロゲンが関与すると解説しましたが、一見更年期とは関係ないような症状も引き起こします。

エストロゲンは、子宮内膜を増殖させたり、卵胞の発育を促したり、妊娠の準備をするためのホルモンであると解説しましたが、エストロゲンには血管を拡張したり、ファシアや腱、関節の柔軟性を保つ作用もあります。

ファシアとは世間的によくいわれる筋膜などの結合組織を指します。

エストロゲンが減少することで、指が動かしにくくなったり、手足の末端が冷たくなるといった症状が起こります。

使いすぎで起こるばね指や原因不明のへバーデン結節という指に症状が出る疾患がありますが、なぜか40代〜60代の女性に多い疾患です。

また、横須賀えびの治療院には日常的にあまり手指を酷使するわけではないのに、ばね指になってしまい、注射をしたけれどすぐに戻ってしまうという方が多く来院されます。

こういった症状も、血管を拡張して繊維を柔らかくする作用を持つエストロゲンが減ることによって起こっている可能性が十分に考えられます。

栄養素の乱れ

これまで様々な女性特有の疾患について解説してきましたが、生理痛やPMS、子宮内膜症、更年期障害などの患者さんは、ある2つの栄養素のバランスが乱れている事が多いです。

コレステロール

1つ目はコレステロールです。

コレステロールには、LDL(悪玉)とHDL(善玉)があり、悪玉は少ないほど良い!と思われがちですが、多すぎても少なすぎても症状が出ます。

LDLコレステロールは、これまでの解説で何度も登場しているエストロゲンの材料になります。

まず、コレステロールが増えすぎると、エストロゲンの量が増えるため、子宮内膜症や筋腫の増殖を助長してしまいます。

さらに、LDLコレステロールは動脈硬化の原因となり、手足の循環を悪化させてしまうため、前の章で解説した指が動かしにくくなったり、手足の末端が冷たくなるといった症状を助長します。

しかし、LDL(悪玉)コレステロールの値が少なすぎると、必要分のエストロゲンを作れなくなってしまうため、手足の循環による症状が起こります。

女性の過度な食事制限は、エストロゲンの材料不足を引き起こしてしまうため、得策とはいえません。

このように、コレステロールは多すぎても少なすぎても症状を出してしまうため、バランスが肝心です。

糖質

2つ目は糖質です。

基礎知識として、糖質+食物繊維=炭水化物です。

この中でエネルギーになったり、血糖値を上げる役割をしているのが糖質です。

極端にいうと血糖値が上がると軽い糖尿病のような症状が起こります。

糖尿病になると、末梢神経障害、腎機能障害、網膜症(目の症状)の三大合併症というものがあり、どれも細かい血管や神経が障害されることで起こります。

このような症状は、血糖値が高くなると血液がドロドロになって、細かい枝まで栄養できないことで起こります。

末梢神経障害といわれると『病気』という感じがしてお門違いと思ってしまうかもしれませんが、この前駆症状が手指の痺れや手が冷たくなったりする循環障害です。

また、膵臓から出るインスリンという血糖値を下げるホルモンがうまく働かないことで、血糖値スパイクという、食後に血糖値が急激に上昇して、その後急降下してしまうという症状が起こります。

この血糖値のギャップによって自律神経が乱れたり、血管にストレスがかかることで、手指の血流が悪くなったり、内臓の血流や働きに悪影響を与えてしまうので、子宮内膜症や生理痛の症状を強める要因となります。

前の章でコレステロールが多すぎても良くないと解説しましたが、コレステロールが多くなりすぎてしまう要因は、脂質の過剰摂取だけでなく、糖質の過剰摂取も原因となります。

常に高血糖な状態が続くと、血糖値スパイクの刺激に細胞が慣れてしまい、血糖値を下げる働きをするインスリンの力が弱まって、処理しきれずに糖が余ります。

余った糖は肝臓に取り込まれて、エネルギー源として処理されますが、使い切れなかった分は「アセチルCoA」というコレステロールや中性脂肪の材料に変換されてしまうため、血中のコレステロール値が高くなってしまいます。

よってコレステロール値を管理して症状を抑えるには、ただ脂質を控えるだけではなく、他の栄養素や内臓の働きが関係します。

このように、食事や内臓の状態により栄養素のバランスが崩れることが、女性特有の疾患を引き起こす要因となります。

婦人科疾患・更年期障害に対する鍼治療がなぜ効くのか

これまで婦人科疾患、更年期障害はなぜ起こるのかを解説してきましたが、この症状に対してなぜ鍼治療は効果があるのかを解説していきます。

そもそも鍼治療とは、東洋医学という中国から伝わってきた考えが元となった治療法で、体の「ツボ」やツボの流れである「経絡」を使って治療します。

ツボや経絡には場所ごとに「効能」があり、足に内臓のツボがあったり、腕に呼吸器系のツボがあったり様々です。

しかし、「ツボ」と言われても東洋医学は信用ならん!という方や「エビデンスは?」と囃し立ててくる医師系インフルエンサーのような人はここで読むのをやめてしまうので、西洋医学的にツボや経絡について解説します。

ツボや経絡は西洋医学的に考えると、当院ではファシアが深く関係していると考えています。

が、ファシアについては、今現在の研究では解明されていない事が非常に多く、どの参考書を読んでもファシアの定義さえ統一されておらず、仮設の段階のものが多いため、様々な参考書の考えを解釈したものを紹介します。

ファシアと経絡

そもそもファシアとは、「筋膜」というイメージが1番身近ですが、筋膜だけでなく、腱や靭帯、腹膜など、結合組織という組織と組織を区切ったり、接着剤のようにくっつけたりする役割をする全てをファシアと呼ぶのが主流です。

ファシアはひとつひとつの筋肉や臓器を一つのファシアで包んでいるのではなく、いくつかの大きなグループごとに包まれており、これをファシアラインアナトミートレインと呼びます。

例えば、子宮につながるファシアラインとして、足の指の裏から始まり、すねの骨の背面を通り、太ももの内側から骨盤辺りの筋肉を経由して、そこから子宮などの骨盤内の臓器を包みながら、横隔膜、胸部、舌の付け根まで繋がる、ディーブフロントライン(DFL)という流れがあります。

内ももの筋肉が硬くなると、ファシアの連動によって骨盤や子宮周辺の膜が引っ張られることで、生理痛の原因になるため、「内ももを温めると婦人科系の疾患に効果がある」というセルフケアが知られています。

では、これを東洋医学的にツボや経絡で考えると、ルートが似ているものとして、足の親指の内側から始まり、すねの内側を通り、膝の内側、太ももの内側を通り、股関節を経由して、生殖器を一周して内臓を通り、横隔膜を貫いて、気管の後ろ側を通り、頭頂部に到着する、「足の厥陰肝経」という経絡があります。

足の厥陰肝経は、東洋医学において生殖器系を司る経絡といわれています。

『女性特有の疾患にはエストロゲンが関与しており、エストロゲンの材料となるコレステロールは、肝臓の働きによって管理されている』と、これまで解説してきました。

この肝臓と女性特有の疾患の関係を、経絡が作られた2000年以上前の中国で見抜いていたということが衝撃的ですが、単に経絡の流れというだけでなく、西洋医学的にファシアの繋がりから考えても、効果があると考えられます。

実際の臨床においても、女性特有の疾患で悩まれている患者さんに対して、足の厥陰肝経を含めた自律神経の調節を目的とした鍼治療によって、肝臓やコレステロールの数値が改善して、症状が緩和する方が多くいらっしゃいます。

非常に専門的で難しい解説になってしまいましたが、東洋医学はスピリチュアルで昔の考え方だ!という方もいらっしゃいますが、現代医学で注目されているファシアの考え方を先取りした、西洋医学でも筋の通った治療法であると理解していただけると幸いです。

まとめ

婦人科疾患と更年期障害がなぜ起こるのか、その症状に対してなぜ鍼が効果的なのかご理解いただけましたか?

婦人科疾患や更年期障害の症状の強さの個人差は、決して「体質」で片付けられるものではなく、必ず原因があり、成るべくして症状が強く出ています。

よって、原因に対する治療を行うことで、症状の強さをコントロールすることは可能です。

「体質だからどうしようもない」「閉経までなんとか耐えなければいけない」と途方に暮れてしまうのではなく、「子宮内膜症だけど問題なく生活できる」「更年期の症状があるけど〇〇が出来た」と、症状に対して前向きに向き合う事ができる方を少しでも増やせるよう治療を行なっております。

このコラムが、女性特有の疾患で相談できずに悩まれている方の一助となれば幸いです。

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横須賀えびの治療院院長の海老野です

最後までお読みいただきありがとうございます。


専門学校入学と同時に治療業界で修行を始め13年が経ち、これまでに2万5千人以上の患者様の治療を行ってきました。


これまで数多くの病院を巡り、治療を行ってきたけれど中々改善できずにネットで色々調べてこのページに辿り着いた方もたくさんいらっしゃると思います。


ネットにはたくさんの情報が掲載されており、実施に何が正しいのかわからなくなってしまう方が非常に多いです。



この記事が、あなたの症状を改善するヒントになっていただけたら幸いです。

Please

来院前にお読みください!

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残念ながらこのような方には当院の治療(整体・鍼灸)をお勧めできません!

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お気軽にご相談ください。

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Last Resort

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